Green Hill 写真日記 |
北海道・道東の旅 |
*8日:午後5時宿に着く。夕食後、函館山へ(タクシーで)向かうが、山頂はガスで夜景は楽しめない。
*9日:朝食前に近くの立待岬へ。宿を発ち函館のハリストス正教会・五稜郭等を見学し、ニセコ高原・
西の河原(積丹)・神威岬(積丹)・岩窓などを巡り、小樽運河の見える「カナルJ・Bイン」へ泊まる。
*10日:台風の接近で雲行きが怪しい中、宿を発ち、北一ガラス・オルゴール堂・運河を見学、小樽を後に札幌へ向かう。
札幌では時計台・中央卸売り市場・羊が丘展望台・北海道庁旧本庁舎・宮の森ガーデン等を見て、
札幌に近い”支笏湖”休暇村へ向かうが、あたりは台風の影響で雨脚が強く、何も見えないまま。
*11日:朝からの台風ニュースを見ると、北海道へ直撃予報。船便は殆ど出帆見合わせのニュース。
そんな中、船会社へ確認すると、苫小牧港から今夜23時45分発の三井フェリー(ブルーライン)は
出帆する予定という。
台風の中、支笏湖を離れ(支笏湖が何処にあったのかもわからない状態)洞爺湖・登別温泉・地獄谷等を
観光して午後9時過ぎ、苫小牧港のフェリー乗船準備に入る。
午後10時過ぎか?乗船待合室のテレビを見ていると、航空機事故のニュースが流れ貿易センタービルから
黒煙がもくもくと出る様子をLIVE映像で見る。
まもなく更に別の航空機がツインタワーのもう一方へ突っ込む様子が映し出された。
これが”同時多発テロ”とは後で知る。こんなアクシデントが続く中、船は台風を避け4時間ほど遅れ出帆する。
出帆し外洋に出る頃から、物凄い波を受け前後への揺れが続き、船はキシミ音を発し、生きた心地はなかった。
妻はこの後、一ヶ月ほど体調を崩し、楽しい筈の旅行が一生忘れられない悪夢の旅行となってしまった。
<青森から函館まで>